▲ 線路に大粒の雨が叩きつける
前回はキヤノン大阪で鉄道を感じさせる写真展を拝見しました。今回は彼の真骨頂「東南アジアの鉄道風景」です。全体的に写真のバランスが良く、特に見せたい迫力のある写真が大伸ばしにされていて、ある意味安心して見る事が出来ます。
上の写真は大粒の雨が線路に跳ね返ってしぶきを切り取っていますが、東南アジアを象徴するような天気をイメージしたんでしょうか。3線あるのでブロードとメーターゲージでしょうか。
▲ 3列車並び、乗客が列車に群がり乗車(バングラデッシュ)
ポストカードもバングラの鈴なり列車でしたが、これは3列車が並び、どれもが人々で埋め尽くされているという凄まじい風景。列車の周りも人で埋め尽くされ、信じがたいような写真です。
米屋こうじ写真展 鉄道幻風景
FUJIFILM Imaging Plaza Gallery 大阪
2020.10.7〜10.26
同時期に村上悠太写真展 つなぐ旅 ーその、日々へー がキヤノンギャラリー大阪で開催されているので、別日ではありますが見てきました。微妙に引いた写真が多く、かつ展示写真が全て同じ大きさなので、何を見せたいのか感じさせたいのか、少し難解でした。ポストカードの写真がいい感じで期待していただけに、あまり印象に残りませんでした。
本人在廊中だったので少し話をしましたが、他の人からも引きすぎ、もしくは迫りすぎ(それは無いと思いますが)といったコメントを多くいただくとのこと、簡単に言うと中途半端だと思います。まだ若い方なのでこれからに期待。
村上悠太写真展 つなぐ旅 -その、日々へ-
キヤノンギャラリー大阪
2020.10.15〜10.21
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